スポンサーリンク

Visual Studio Code機能拡張を切り替える方法

スポンサーリンク

Visual Studio Codeを利用する場合、ほぼ確実と言っていいほど機能拡張を利用します。いろいろな言語で開発を行う場合、言語により利用したい機能拡張は異なってきます。インストールした機能拡張は以下の場所に保存されます。
windowsの場合:
 %USERPROFILE%\.vscode\extensions
 例)C:\Users\marock\.vscode\extensions
macの場合:
 ~/.vscode/extensions
今回は、インストールされている機能拡張が保存されているフォルダを変更することで、開発言語による機能拡張の変更方法を紹介します。

参照する機能拡張のフォルダを変更するにはコマンドラインオプション(extensions-dir)を指定します。事前準備としては、各言語(機能拡張を切り替えたい単位)に機能拡張保存フォルダを作成します。私は以下のように作成しています。

dotnetの開発を行う場合、以下のコマンドでVisual Studio Codeを起動します。

code --extensions-dir C:\CodeProfile\dotnet\extensions

pythonの開発を行う場合、以下のコマンドでVisual Studio Codeを起動します。

code --extensions-dir C:\CodeProfile\python\extensions

今回の方法は機能拡張のフォルダのみを変更しているのでsettings.jsonなどの設定情報は共通になります。設定情報も分けたい場合は別途、コマンドラインオプション(user-data-dir)を指定します。

code --extensions-dir C:\CodeProfile\dotnet\extensions --user-data-dir C:\CodeProfile\dotnet

ショートカットを使用して起動

毎回、コマンドラインから起動するのは面倒なので、ショートカットを作成することをお勧めします。まずは、Visual Studio Codeのアイコンを右クリックして「ショートカットの作成(S)」を選択します。できたショートカットのアイコンを右クリックして「プロパティ(R)」を選択します。プロパティのダイアログの「リンク先(T)」項目の設定されている値の後ろに
 –extensions-dir <DIR> ※<DIR>は指定する機能拡張保存フォルダのフルパスを指定
を指定します。

コメント